花輪ばやしの祭り屋台について その3

6.大町の屋台
bayashi02-06.jpg
彫りの冴えと風格ある屋台だ。
現在活躍する屋台のなかで昭和12年8月に完成と、一番年輪を重ねている屋台といえる。
宮大工 鈴木喝雲氏の作。
名人の作で、これもまず見てほしい。
7.旭町の屋台
bayashi02-07.jpg
彫りと極彩色の欄間が見事な屋台だ。
伝説の南祖坊と八郎太郎の戦、辰子姫など秋田県の代表的な説話を主題にした鬼板や懸魚と重厚な金箔の輝きは圧倒されんばかりだ。
8.新町の屋台
bayashi02-08.jpg
荘厳美ある鬼板、懸魚をもつ屋台だ。
郷土の彫刻家 相川善一郎氏の作といわれる。
登竜の鯉、石橋など有名な故事を主題としたもので鬼板や懸魚は芸術性が高いと思われる。
9.横丁の屋台
bayashi02-09.jpg
荘重であり近代風な屋台だ。
安心感とバランス感がいい。
須佐之男命の伝説や牡丹に唐獅子を描いた鬼板、懸魚の彫りは見事である。
この屋台の特徴は、すべて町内の工人技術者のみで完成されたこと。
すごいことだと思う。
10.組丁の屋台
bayashi02-10.jpg
多くの工夫がなされた地元技術者結集の屋台だ。
同心町であった組丁は祭りとは無縁であったと思われがちだが、町内の結束と屋台を造り祭典へ参加を決めた当時の熱いエピソードは大切にし、語り継いだほうがいいと思う。

カテゴリー: 花輪ばやし パーマリンク