【花輪ねぷた物語1】 祭りの時期がやってきた!

花輪ねぷたの時期がやってきました。
毎年8月7日・8日に行われる鹿角市花輪地区に藩政江戸時代から伝わる七夕行事です。
この伝統行事の特徴は王将灯籠と大太鼓。そして最終日に稲村橋で王将灯籠に火を放ち、燃やして流す流し行事です。
詳しいことは、私が書いた「花輪ねぷた探訪」(おだぎり通信出版事業部発行)を読んでいただければ、全体像がなんとなく分かってくるかと思います。
きょうは、この王将灯籠に描かれる王将文字と武者絵についてお話いたしましょう。
平成19年6月28日に花輪ねぷた王将コンクールの審査にかかわる打合せ会が行われました。
私は11人いる審査委員のひとりですが、実際にねぷた絵師として絵も描いてきておりますので、その観点から次のような感想と意見を申し上げました。
「花輪ねぷたの審査委員になり10年ほどになりますが、ここ数年で一気に質の向上が見られたように思います。誉めることは町名を申し上げても良いと思いますので、具体的に申し上げますが、特に上位三町の大町、六日町、組丁の絵は素晴らしい出来映えです。絵師の立場から見た場合に構図、墨線、ロウ入れ、色彩バランス、どれをとっても私達が現役の時代に比べ、はるかに上手になったと思います。今後の課題は10町内の切磋琢磨だけではなく、情報を交換しながら横のつながりをもちながら、全町の絵の質の向上をはかることだと思います。王将の文字も字のバランスやロウの太さ、赤色のバランスが格段良くなったと思います。今後とも質の向上を目指して頑張って下さい。」
現在、花輪ねぷたに向かって全町、王将灯籠ねぷた絵制作の真っ最中である。
平成18年 花輪ねぷた王将コンクール入賞作品(紹介)
●鹿角市長賞
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大町 「上総助廣常 九尾の狐退治」
●花輪ばやし 祭典委員会長賞
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六日町 「布引滝 悪源太義平」
●鹿角市教育長賞
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組丁 「大森彦七」

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