男はつらいよ 寅さんブログの後日譚「6」

-鹿角ロケ、花輪駅前シーンの話 Part3 その1-
野口「うーん、これは本格的だね」
小田切「はい。実はこれは、昨年の暮れに10回シリーズで私のブログで紹介したものの一部なんですが、もう一度ご紹介させていただきたいと思います。」
野口「うん。これは寅さんファンなら、みんな興味深く見るだろうなぁ」
小田切「これは、私をふくめてカメラマン3人で撮ったものなんですよ」
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※野口寅さんとおだぎり通信の店頭で談笑する小田切店長。
(秋田県鹿角ロケのご紹介)
-S60.7.4 おだぎり通信撮影-
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鹿角ロケが今まさに始まろうとしていた。ふと見ると目の前に山田洋次監督がいた。隣には高羽哲夫撮影監督がいる。すごいな、本物だ。朝がたに降った小雨が上がりかけていた。
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撮影機材と照明機材がスタッフの手で手ぎわよく配置される。
遠くからプラットホームを歩く乗客の姿を撮る。いとも簡単に終わった。
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続いて次のシーンを撮る準備に入る。あっという間の移動だ。「エキストラ、鹿角市山岳会。えーと、二人ですね。」そうですと答えると「はい、じゃあ中に入って下さい。」助監督に言われ指示された場所に立った。
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ここからの一連のショットは正真正銘、映画「男はつらいよ・寅次郎恋愛塾」(第35作)の撮影現場風景である。
最初は夢じゃないかと思った。あの有名な寅さん映画の現場になぜ自分がいるんだろう。
しかも、本物の山田洋次監督がいて、カメラをこちらに向けている。これが夢じゃなくて一体なんなんだ。
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陸中花輪駅でのシーン。確か助監督には雨が上がり、八幡平の山並みを見ている登山客という感じでと言われていた。
地面には立ち位置がチョークでT字型についていた。
ところが、うわっ、山田洋次監督がこっちへ来たぞ。
「ハイ、切符を落としてポケットを探している。ハイッ、やってみて!」結構早口だ。
(エーッ、急に言われてもなあ。だってボクたち俳優じゃないもん)
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面喰らってモジモジしていると
「ホラ、やるんだ。どっちでもいい。やってごらん。」
結局、相方の田中君が、じゃあ僕がやりますってな感じで、やり始めた。位置が思い通りでないのか、山田洋次監督が私の肩や腕をつかんで直す。本物の監督がオレにさわってる。気を失いそうだった。
「写真掲載:(C)おだぎり通信出版事業部」

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名峰津軽富士・岩木山の頂上にて「3」

-天空へと続く69のカーブ、津軽岩木スカイライン-
 岩木山に登るアクセスルートは、弘前市から鰺ヶ沢町へ向かう百沢街道(県道3号線)沿いにある嶽温泉近くの津軽岩木スカイライン。
 この津軽岩木スカイラインは1965年(昭和40年)8月25日に開通した青森県初の山岳有料道路で、一気に岩木山八合目まで行くことができる。天空へと続く69のカーブが特徴的で、総延長が9.8km。時間にして20分ぐらいで着く。料金は往復で1780円だった。11月上旬頃までがタイムリミットで、あとは来年4月上旬頃まで閉鎖される。
 
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※岩木山八合目(標高1247m)にあるターミナルビルと駐車場。
 岩木山の八合目には、津軽岩木スカイライン八合目ターミナルビルと駐車場がある。ここからは九合目の鳥の海(鳥海山)までリフトがある。実際には歩くこともできるのだが、このリフトは実に快適で楽チンだ。
 
 
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※九合目の鳥海山まではリフトがある。楽だぁ。
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※リフトに乗りながら、こんなキレイな風景が楽しめる。
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※この俯瞰図は飛んでいるようで気持ちがいい。
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※リフトの支柱と空とスピーカー。このスピーカーがなかなかのもので、下山の時刻を思いっきり山中に響かせて知らせてくれるのである。
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※雲が目の高さと同じで、鳥になったような気分になる。
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※快晴の日には、このリフトからも北海道が見える。本当にきれいだ。
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※高い所にいるから、突如こんなふうにもなる。雲と太陽。
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※リフトから見た岩木山の山頂。雲がかかっている。
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※夕暮れ時の岩木山。夕陽が当たり、赤くどことなく風情がある。
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※美しい岩木山の山頂風景でした。いつか、また登ろうと思います。

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名峰津軽富士・岩木山の頂上にて「2」

-標高1625mの展望とその絶景-
 津軽平野に独立峰としてそびえ立つ岩木山の高さは標高1625mで、青森県内では最高峰の山となる。
 その姿は美しい円錐形で、日本を代表する山、富士山にも似ていることから「津軽富士」とも呼ばれ、昔から山岳信仰の山として親しまれてきた。
 山頂からの眺望は見事の一語につき、遠く北は北海道の松前崎や津軽半島の権現崎と十三湖、ゆるやかな弧を描く七里長浜、またすぐ眼下には鰺ヶ沢から大戸瀬などがひと目で見渡すことができる。
 
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※岩木山の山頂から北海道方向を見る。
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※山頂から秋田県男鹿半島方向を見る。
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※山頂から見る白神山地。
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※岩木山頂の小田切店長。
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※山頂の神社。
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※岩木山の山頂部は岩でゴツゴツしている。
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※山頂から見た弘前市内。こんなふうに見えるんだなあ。
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※遠く見えているのは小泊半島だ。
 白い雲の下あたりに北海道が見える。
 
 
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※小田切店長、弘前市方向をバックにパチリ!
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※山頂から見る風景。岩と山ひだと街(No1)
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※山頂から見る風景。岩と山ひだと街(No2)
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※突然雲がせまってきた。
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※雲と立っている位置が同じだ。
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※地上の風景が美しい。雲と海と街。
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※山麓の山ひだが美しい。
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※手をのばせば、雲に手が届きそうだ。
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※下山の途中の風景
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※下山しながら、ふと見ると右上にリフト乗り場が見える。

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名峰津軽富士・岩木山の頂上にて「1」

-深まり行く秋の日の一日に-
 秋の日の一日、深まり行く風景を見つめながらため息がひとつ。かつて、鹿角市山岳会に所属して東北の山々は踏破している身ではあるのだが、ここ20年はとんと山登りはしていない。と、いうかカラダがついて行かない。
  せめて、一年に一回ぐらいは、どこか山に連れてってと家内にせがまれてはいたのだが、ここ数年来、完全無視である。
  そこで今年の秋は一計を案じた。本当の登山ではないが、無理もなく山頂に立てる山がある。うん、よしそこにしよう。
  
  その山の名は、名峰津軽富士・岩木山。
  
  むかし、花輪ねぷたのねぷた絵師として、町内のねぷた絵を描いてた頃のことである。祭りが終わり、夏の行事がすべて終わると、心身共に疲れをいやすために、必ず訪れる私にとって奥座敷的存在の温泉があった。
  
  それは、岩木山の山麓にある嶽温泉である。
  
  温泉から上がり、ふと振り向いたとき、山容がうす紫色に色づく頃が最高で、最も美しいと私は思う。
  
  行こう!雪が降る前に、一度は登っておこう。意を決し、家族をさそっての岩木山登山。以下はそのときに撮った風景写真です。どうぞ、お楽しみ下さい。
  
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※岩木山は名前の通り岩石の山だ。
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※登りながら地上の風景が楽しめる。
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※岩肌が美しい。
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※荒涼とした風景だ。
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※これは火口風景だったと思う。
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※火口上層部の風景
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※火口の対岸風景。
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※少し待っているうちに風景がどんどん変わってくる。
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※火口と空と雲(No.1)
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※火口と空と雲(No.2)
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※登りながら、岩木山山頂部を望む。
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※何度見ても美しい風景だ。

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男はつらいよ 寅さんブログの後日譚「5」

-鹿角ロケ、花輪駅前シーンの話 Part2-
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野口「ああ、小田切さんがいますね。緊張はしましたか?」
小田切「もちろん緊張はしましたが、手順は何も説明されてませんでしたから、どんなふうに撮られるのかなって思ってました」
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野口「うしろにいるのはテレビ局のカメラマンたちかな」
小田切「そうですね。取材陣の多さにはびっくりしましたよ。つくづく人気の高い映画なんだなあと思いました」
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野口「これは撮影のあい間かな?」
小田切「寅さんが出てくる前のことなんですが、駅の構内ですから、突然列車が入ってきて、びっくりして皆そっちを見てますね」
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野口「役者がみな揃いましたね」
小田切「やはり寅さんの存在ってスゴイと思いました。現れた瞬間、その場の空気がオーッというどよめきにかわりました」
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野口「小田切さんたちも何か演技をしてますね」
小田切「山田洋次監督の指示でポケットの切符を探してる、そんなシチュエーションだったと思います」
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野口「これはテイク何度目くらいですか」
小田切「覚えてません。でも何度も同じことを繰り返したのは覚えてますよ。良く見ると、これ、ボツ写真だったんですが、渥美さんと松村さん、私の顔が一直線にかぶっています。本物だから、この写真は別な意味でスゴイ写真ですよね」
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野口「おお、御大だな。やはり姿がいいねえ」
小田切「そうですね。どこにいてもオーラがありますよね」
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野口「これは何をしているのかな」
小田切「分かりません。ただ、高羽撮影監督が撮っておこうって列車と線路を撮ってたような気がします」
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野口「えっ、これはマスコミがマスコミを取材してるの」
小田切「AKTは秋田県のテレビ局です。寅さん映画の撮影現場は、こんなふうにアットホームでいいですよねえ」
「写真掲載:(C)おだぎり通信出版事業部」

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